日記

日記です。

散髪屋で世の不条理の縮図を見た

散髪屋に行ったときに味わった不条理を書き連ねたい。あの日はGW末の昼下がり僕は前髪が長くなってきて横もモッサリしてきたので散髪に行こうと近場のドンキの1000円カットで自分の髪を切断してもらおうとした日に起きた。その日は雨が降っていたので傘を差しヘッドフォンを頭に装着しオアシスのLive Foreverを聴きながら歩いてドンキに向かっていた。上機嫌だった。そしてこのとき僕はLive  Foreverどころかまさか自分が死ぬとは知る由もなかった。ドンキについて傘をたたみ傘置き場がなかったので駐輪場の隅に傘を置いてMEGAドン・キホーテUNYに僕は入店していったのだった。MEGAドン・キホーテUNYの中の1000円カットにたどり着き券売機と予約名簿の紙を前に先客の家族が何やら話していた。「今日はめっちゃ人多いな」とこの時少し空気が変わったのを僕の感覚は感じ取った。何故感じ取れたかというと僕が少し触られるだけで喘いでしまうように敏感すぎるのと(地獄)普段より明らかに高齢者の数が多かったためである。この瞬間を漫画のコマにすると明らかにゴゴゴゴゴといったように効果音が付け足されていたであろう。しかし僕はこの程度ではまだ怯む事はなかった。普段は68の設定ペースで死にかけの形相をしながら走っている僕はこの程度での予約人数であればまだ今日の練習時間に遅刻することはないだろうと鷹をくくっていたたからだ。